2017年4月20日木曜日

ChatWorkはアクセシビリティに対応します

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(左)守谷 絵美 (右)端山 佳枝


ChatWorkは先日「アクセシビリティ方針」を公表しました。今回はアクセシビリティに対応する背景と目的についてデザイン部の守谷、端山が説明します。



アクセシビリティとは


Q. アクセシビリティとは何でしょうか。

守谷:「アクセシビリティ(accessibility)」とは高齢者・障害者を含む誰もが、さまざまなプロダクトやサービスなどを問題なく使えるかどうか、あるいはその度合いを表す言葉です。その中の「Webアクセシビリティ」とは、自分たちが提供するWebサイトやサービスが高齢者や障害者など身体に障害や不自由のある人に配慮したものであること、アクセスした誰もが容易に情報を共有できる状態にあることをいいます。

守谷:日本ではまだ「アクセシビリティ」という言葉自体があまり浸透していませんが、サイトやサービスを作るときに、どういう対応をしなくてはいけないか、何をしなくていいのかを明確にするための指針が「アクセシビリティ方針」です。





働き方が多様化している今だからこそ取り組む必要がある


Q. なぜChatWorkはアクセシビリティ対応をするのでしょうか。

守谷:私たちは「世界の働き方を変える」というミッションのもと、すべての人が効率的に働ける環境を提供することを目指しています。働き方が多様化している今だからこそ、能力や状況に関係なく、誰でも情報にアクセスできる状態を作らなければならないと考えています。今回公表した「アクセシビリティ方針」は、私たちがなぜアクセシビリティに取り組まなければならないのかを啓蒙していくためのものであると同時に、実践へつなげるためのものです。




Q. どのようなことをすれば「アクセシビリティに対応した」と言えるのですか。

端山:ChatWorkはまず自社が提供するWebサイトについてアクセシビリティ対応をおこなっていきます。アクセシビリティ対応というのは、万人が情報にアクセスしやすくするための施策のことを指します。見やすいサイトを提供するだけでなく、データの取り出しやすさや情報の加工のしやすさまで考慮して対応することがアクセシビリティ対応です。

ChatWorkは「JIS X 8341-3:2016 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」及びWeb Content Accessibility Guidelines(WCAG)2.0、ISO/IEC 40500:201 に適合するWebサイトの作成とサービスの提供を目指します。

端山:ウェブのデザインをしていると自然に見やすさを考慮してデザインをしていることのほうが多いです。ただ、今までは各自の基準で対応していたため、作業者によって対応にばらつきがありました。今後は方針にもとづいて対応することで、作業者によるばらつきがなくなり、対応しているか否かの判断も明確になります。まずは、現時点でどこまで対応できているかを把握し、できていないところを方針にもとづいて改善していきます。

守谷:方針を発表していると、どんなことに対応しているかが消費者側がわかるようになるというメリットもあります。自分たちがアクセシビリティ対応をしていることを公表することで、ユーザーにとってもサービスを選定する上での判断基準の1つになるのではないかと考えています。

守谷:またアクセシビリティ対応すると、人だけでなく、システム側もサイトにアクセスしやすく検索エンジンのクローラーも情報を読み取りやすくなるので、SEO対策にもつながります。





わかりやすく、きちんと使ってもらえるWebサイトを目指して


Q. 今後の展開について教えてください。

端山:「アクセシビリティ方針」を公表したので、今後は自社が提供しているWebサイトが現状どれだけアクセシビリティ対応しているのかを2017年中に調査します。これには日本語のサービスサイトコーポレートサイト導入事例サイトなどが含まれます。また、これから新規に制作するサイトも対象になります。2017年中にWCAGの「一部準拠」まで対応し、2018年夏くらいまでに「準拠」まで対応するのを目標としています。

守谷:ゆくゆくはプロダクトもアクセシビリティ対応をすることを目指しています。チャットワークはブラウザ、モバイルアプリ、PCアプリなど、マルチデバイスに対応していて改修が必要な領域が多岐にわたるので、プロダクトに関しては重要な部分から段階を分けて少しずつ対応していく方針です。



インフラ的なサービスだからこそ対応していかなければならない


Q. ChatWorkがアクセシビリティ対応することの意味とは何でしょうか。

端山:仕事で使うツールを提供している以上、チームの中で1人でもチャットワークの利用に支障がある人がいると、導入してもらえないツールになってしまいます。Webサイトに関しても同様です。万人にわかりやすいサイト作りをおこなわないと機会損失になりかねません。それくらいアクセシビリティは重要だと思っています。

守谷:ChatWorkは「ITで世界の働き方を変える」ことをミッションとして掲げています。言っているからにはきちんとやっていきたい。「働くことは誰もの権利です」と言う意味で、チャットワークはどんな人でも使えるツールでなければなりません。能力や状況に関係なく、誰でも情報にアクセスできる環境を作ることが私たちの使命だと捉えています。

守谷:長期的かつ継続的な挑戦ですが、より使いやすいサービスを目指してアクセシビリティに取り組んでいきたいと思います。
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