部下にとって「上司に話しかける」という行為は、一般的にハードルが高いもののようです。 もしかしたら知らず知らずのうちに、みなさんも部下から話しかけづらいと思われているかもしれません。
検索してみると、上司とのコミュニケーションに関する悩みや、それに対するさまざまな解決案が見つかりました。
- 1分だけ時間をくださいと言ってみる
- 上司が立ち上がったタイミングで話しかける
- お茶を入れて持っていきそのタイミングで話しかける
- 机に「あとでお時間をください」とメモを残しておく
- 仕事が進まないので細かい事は気にせず、割りきって話しかける
このようなテクニックが有効に働くこともあると思いますが、部下がいろいろ気を使うのも大変なので、できることなら上司側からもなんらかの対策をしたいですよね
なぜ上司に話しかけにくいのか
上司に話しかけにくい理由の代表的なものをピックアップしてみます。
- いつも忙しそうにしている
- 怖い、緊張する
- 席にあまりいない
上司としても、できればいつも余裕を持っていたいし、席にもいるようにしたいし、話しかけられやすい雰囲気を作っておきたいのはやまやまだと思うのですが、仕事が忙しいのでなかなか難しいかと思います
仕事が忙しくなるとついつい「話しかけるなオーラ」が出てしまうこともあるかもしれません。
そんな方におすすめなのが、チャットを活用した部下とのコミュニケーションです。
チャットが部下とのコミュニケーションを活性化させる
チャットだと、相手の作業を邪魔することはありません。
そしてメールのように堅苦しくなく、あいさつや長い前置きもいらないのでテンポよくコミュニケーションできます。
チャットをしている中で、「じゃあ◯◯しておいて」といった仕事上の依頼(タスク)が発生することもしばしばあるかと思います。
そんな時にはチャットワークのタスク機能が役立ちます。
タスク機能は仕事の依頼や自分用のToDoリストとして活用できます。
公私混同に要注意
コミュニケーションがうまくいくようになると、関係が良好になり「上司・部下」というよりも仲間・家族意識が芽生えてくるかもしれません。
しかし、だからといって部下がプライベートでも上司とやりとりをしたいかというと、必ずしもそうではないこともあります。
プライベート用のチャットサービスやSNSでは上司とつながりたくない、という方がいるのも事実です。
このような問題に加え、業務情報をプライベート用のツールでやりとりすると情報漏えいのリスクもあるので、使用するツールは十分注意して選定する必要があるのではないでしょうか
チャット依存症になってはいけない
チャットの便利さに気づくと、なんでもチャットで済ませようと思ってしまいがちです。
確かにチャットは気軽に効率良くコミュニケーションできる手段として優れていますが、万能ではありません。
例えばチャットでは相手の感情や健康状態までは分かりません。
普段のコミュニケーションを効率化して余裕ができた分、面と向かったコミュニケーションに時間をしっかり使う。
そうすると相手のこともより深く理解でき、チャットでのコミュニケーションがさらに効率的になるといった好循環が生まれます
まずは部下とのチャットを始めてみる、そして効率的にコミュニケーションができるようになってきたら、しっかり対面で向き合う時間を取るということをおすすめします!