2016年6月10日に経済産業省によって発表された「国内IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によればIT業界は人材が不足しており、IT 企業及びユーザー企業情報システム部門に所属する人材は、約17万人不足しているとレポートしています。今後、2019年をピークに人材供給は減少し、現在よりさらに人材不足が拡大すると推測されています(※1)。
このような状況の中、転職市場は活況が続いており、企業などの人事担当者にとっては効率的に優秀な人材を確保することが求められています。
そこでChatWorkは、株式会社ライボと共催し、人事担当者の負担を最小限にし、かつ優秀な人材を効果的に採用できる新しい形の転職イベント「ネット LIVE!転職」 を企画しました。今回は、6月23日に開催した「ネット LIVE!転職」の模様を紹介します。
※1:経済産業省「IT人材の需給に関する推計結果の概要」より
人事担当者が会場にいない!? 転職希望者のみが集合する「ネット LIVE!転職」とは
「ネット LIVE!転職」とは、「チャットワーク」や匿名Q&Aチャット「JobQ」を用いて、人気IT企業の社員に、普段聞くことが出来ないベンチャーの裏側を聞くことが出来る転職イベントです。当日はアルコールやお菓子なども提供し、従来の転職イベントとはひと味違ったカジュアルな雰囲気で行いました。
イベントにはChatWorkの他に、株式会社スクー、株式会社Speee、freee株式会社、READYFOR株式会社、株式会社スペースマーケット、株式会社クラウドワークスの計7社が参加しました。
面接では聞きにくいリアルな話も聞けるパネルディスカッション
イベントの第1部では、「全てをさらけ出します!今日しか聞けないベンチャー企業の裏側!」をテーマにパネルディスカッションを行いました。
転職には不安もつきもの。「転職すると給料は上がるの?」「IT企業ってブラックって聞くけれども、実際どうなの?」「IT企業でのやりがいは?」など、聞きたい事は山ほどあるけれども、面接の場では、なかなか聞きづらいですよね。
本パネルディスカッションは、Speeeの塚田浩之さん、スクーの伊東弘満さん、ChatWorkの駒井亮がパネラーとして登壇し、「JobQ」を用いて投稿された質問に対して、回答する形式で実施。
当日は、「どういった経緯で転職したのか?」「退職する人はどういう理由でやめていくのか?」「競合との差別化はどうしていくのか?」など50以上の質問がJobQに投稿されました。質問に対し、登壇者よりいろんな角度からの回答やコメントが飛び交い、個々の企業カラーを垣間見ることができるパネルディスカッションとなりました。
ビデオ通話機能を使ったオンライン企業説明会
第2部では、チャットワークのビデオ通話を用いて人事担当者と転職希望者をつなぐオンライン企業説明会を行いました。
人事担当者は、人材不足の中で優秀な人材を確保するために、説明会や面接などの日程を転職希望者の都合に合わせなければいけないことから、夜の時間帯や土日など通常の業務時間以外に採用活動を行うことが必要になり、人事担当者の負担が増えることが懸念されています。
特にスタートアップ企業の場合は、人事専任者がいなかったり、人事担当者の人数も限られていたりするため、その負担を軽減することが課題となっています。
オンライン企業説明会は、オフィスなど会場以外の場所にいる人事担当者と会場に来場した転職希望者をビデオ通話でつなぐことで、人事担当者の移動負担を省くことを可能にしています。また、人事担当者は企業紹介中に、JobQで質問を受けつけることで、効率よく質問に回答していました。
来場者はそれぞれ自分が興味がある企業の説明会に参加し、業務の拘束時間や企業文化についてなど、モニター越しにいる人事担当者と忌憚のない意見交換が行われていました。
転職希望者はスーツを着用し、ノートにメモをとって、手をあげて質問をするのが一般的な企業説明会ですが、今回のイベントでは転職希望者は、スーツでなく私服、ノートではなくPCかスマートフォンを使用されている方が大半で、堅苦しくない雰囲気のイベントでした。
ビデオ通話を利用してのオンライン企業説明会は初めての試みでしたが、ビデオ通話の画面共有を使えば、実際に転職イベントで登壇しているかのように、企業のプレゼンや質疑応答が可能だということがわかりました。
どの会社でも優秀な人材の確保は、課題ではないでしょうか。チャットワークのビデオ通話を企業の説明会や面接で活用すれば、人事担当者にとっても、転職希望者にとっても、効率的なやりとりで選考を進められます。
企業の人材採用過程のツールとしてもチャットワークを是非ご活用ください!
事業開発サポート担当募集!ChatWorkで世界の働き方を変えませんか?
ChatWorkは事業規模を拡大しています。現在10万社以上に導入されているビジネスコミュニケーションツール「チャットワーク」を、さらに拡大させていけるメンバーを募集しています。
ChatWorkだからできること、ChatWorkでしかできないことをしませんか?
募集要項はこちら