IT企業の社内合宿と聞くと、ずっとパソコンに向かって作業をするイメージはありませんか。従来の合宿のイメージをくつがえすChatWorkの合宿の様子を、初参加の新人秘書がレポートします!
ChatWork合宿とは
ChatWorkは国内外に拠点を持っており、地方にリモートワーカーもいるため、なかなか社員全員が顔を合わせる機会がありません。そのためChatWorkでは年に2回、社員全員が参加する合宿を開催しており、普段は海外拠点にいる社員もこの時は東京に集結します。
合宿は、ChatWorkの事業方針や今後の経営ビジョンを周知したり、1つのテーマや議題についてディスカッションし、社員同士の結束力や共通意識を高めることを目的に開催しています。部署ごとに目標を再確認したり、チーム力を高めるレクリエーションが用意されており、幹部を含んだ全社員が全力で会社のことに取り組む2日間です。
ChatWork流合宿の掟その1:
合宿ではより多くの人と話すことがミッション。本気で社員同士が向き合う場。
合宿では各拠点から全社員が集まります。地方で在宅勤務をしている社員もいるため、普段はチャットでしかコミュニケーションがとれないからこそ、リアルの場でより多くの人と話すことがミッションとなっています。
チャットとは違い、合宿ではリアルなコミュニケーションだからこそ見える、話しているときの表情や笑い声で会話がどんどん弾み、今まで知らなかった社員の意外な一面を見ることができます。空き時間には出身や私生活、趣味など、仕事には直接関係のないことを話題にするのがポイントです。また、普段の業務の中ではなかなか時間が取りにくい長期的な視点で取り組むべき課題についても相談したりすることができる場です。
夜は社員同士が親睦を深めるための飲み会があり、今回の合宿で初めて対面した海外オフィスのメンバーともお酒を飲みながらたくさん話をすることができました。
ChatWork流合宿の掟その2:
単なるレクリエーションじゃない。社員全員で会社のことを考える。
ChatWorkの合宿では毎回1つのテーマが設けられ、それに沿ったレクリエーションをおこないます。
今回のテーマは「円満な人間関係」でした。相談しづらい環境は職場でのストレス増加や生産性の低下に繋がります。心配事を相談しあえる関係構築を目指して行われたのが、1つのトピックに対しグループ対抗で議論をするディベート大会です。各グループが提言をプレゼンし、他グループからの意見や感想を得ます。質疑応答では、積極的に手が挙がり、発表グループに対し的確な質問が投げかけられました。全てのグループのプレゼンが終わると、投票によって優勝グループが決められます。多角的な視点でフィードバックを受けることによって、自分たちの提言内容をさらに深めるヒントを得ることができた催しでした。
まとめ
2日間の合宿を通し、部署の枠を超えて社員との距離が縮まったことで、仕事上のコミュニケーションも以前より取りやすくなりました。ChatWorkでは、よりよいプロダクトを創り出す社内環境の実現に力を注いでおり、それはチャットとリアルなコミュニケーションのバランスによって達成されるものなのだと感じました。