ChatWorkがシリコンバレーオフィスを構えるPlug and Play (PnP)とはいったいどんなところなのでしょうか。
PnPには世界中から毎日たくさんの訪問者がやってきて、施設内を見学をしたり、会議や講演会を行ったりしています。今回は皆さんにPnP内を案内します!
Plug and Play(PnP)とはなにか
約400のスタートアップがオフィスを構えるPnPは、大企業の技術開発やスタートアップを支援しているインキュベーターとしての役割と、大学生スタートアップに対して短期集中型育成プログラムなどを提供するアクセラレーターとしての役割を担う施設です。
シリコンバレーといえば、世界に革命が起きるほどの大きなイノベーションが生み出される場所として多くの人に知られていますが、イノベーションを形にし成功へ導くまでにも、資金調達やオフィスの確保、その他多くの面でサポートが必要になります。PnPではまず、スタートアップにオフィススペースやインターネット、経理などに関するロジスティカルサポートを提供する制度があります。そしてPnPで年に365以上開催されるイベントは情報交換や人脈作りに最適な場所です。さらにメンターからビジネスモデルやプレゼンに関するアドバイスがもらえる制度や、その他にも大手企業とビジネスパートナーシップを築いたり、投資支援を受ける機会もあります。
PnPの起源
そんなPnPの施設へ入ると、まず広いフロントがあります。
横の壁にはスタートアップに投資した大企業や、上場・買収を経てPnPを卒業していったスタートアップのロゴプレートが飾られています。
そして、たくさんのロゴが並ぶ中央にはLogitech、Paypal、Googleのプレートが並んでいます。
PnPの創業者であるSaeed Amidiさんは、イランからアメリカへ移住して、1999年にオフィスを設立した際に、Logitech、Paypal、Googleが入居したことがきっかけで投資を始めました。その後この3社が大きな成功を治め、PnP設立の起源となりました。
ChatWorkオフィス
毎日世界中から大勢の人がPnPを訪れ、施設内を見学していきます。PnPのツアーはフロントから始まり、続いて多くの企業がオフィスを構えるオフィススペースへと進んで行きます。
オフィススペースに入り一番最初に目にとまるのが、ChatWorkオフィス。
目立つ場所にオフィスを構えているということもあり、多くの人がチャットワークのチラシを取っていったり、オフィス内の写真を撮っていったりします。
ここでは5人のChatWorkメンバーが、より多くの人々にチャットワークを知ってもらおうと活動をしています。そんなせわしいオフィスの中を元気に駆け回っているのは、社員の愛犬、ニーナちゃん。
アメリカでは犬や猫など、ペットの同伴を許可している会社がたくさんあります。
ペット同伴を許可することにより、職場の作業効率がアップするという研究結果も出ているそうで、日本ではあまり馴染みのない制度です。
仕事中ニーナちゃんは社員の足元を歩き回ったり、大人しく座っていたりします。ChatWorkオフィス内だけでなく、PnPで働く人たちや訪問した人たちからも可愛がられている人気者です。
PnPには会議室やイベント会場として利用可能なスペースもあり、PnP内外から人が集まります。スタートアップのピッチなどもよく行われます。
そして、PnPではオフィスを構えている全社を対象に、Hottest Company (今月一番注目すべき会社)を月に一度選び表彰する日があります。ChatWorkも2015年5月にHottest Companyに選ばれました。
過去にはオバマ大統領が来訪したり、世界で活躍する数多くの著名人がPnPを訪れています。それほどスタートアップの成長と発展に期待を寄せている人がたくさんいるのだということがわかります。
自分のアイデアを形にしたり、プロダクトやサービスのグローバル展開を目指すため、世界中から多くの挑戦者がPnPに集まり、自国を、世界をより良くするために戦い続けています。
ChatWorkも世界中の人々の働き方を変えようと、シリコンバレーで戦い続けています!