2017年1月30日月曜日

広報担当が3ヶ月の療養期間を経て感じたリモートワークのメリット・デメリット(前編)

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こんにちは!ChatWorkの広報です。
3ヶ月前、とある病気のため、突然のリモートワークを余儀なくされました。出張や家庭の事情により2,3日程度のリモートワーク経験はあるものの、長期にわたるのは初めてのこと。

今回は長期の療養期間を経てわたしが感じたリモートワークのメリット、デメリットを前編・後編の2回に分けて紹介します。


リモートワークとは職場で働くのではなく、自宅やシェアオフィスなど、職場以外の場所にて自由度の高い働き方をする勤務形態のことです。ChatWorkではすべての業務をチャットワーク上で行うことを基本としており、個人の適正に応じてフルタイムのリモートワークを認めているほか、災害や家庭の事情など予期せぬ事態に備え、全社員がいつでもリモートワークができる体制を整えています。

わたしの場合は病気になるまでオフィス勤務をしていたため、入院と手術が必要となった今回の病気をきっかけに、初めて長期にわたるフルタイムでのリモートワークを経験しました。働き方が多様になった昨今、リモートワークをベースとしてフリーランスで広報の仕事をする人も少なくありません。ただ今回は、外出禁止の在宅療養と、入院、手術も伴う障害つきのリモートワーク。人と会う機会も多く発生する広報という職種柄、3ヶ月も人と会わずのリモートワークで大丈夫だろうかという不安もありましたが、今回の経験を通して広報でもリモートワークはできるという結論に達しました。





【メリット】


1. 時間の有効活用
リモートワークになると、出勤時間や外出の移動時間を考慮しなくて良くなるので時間的にも精神的にも余裕が出ます。

わたしの場合は、出勤時間がなくなったので始業の時間を30分ほど早くし、退勤の時間もオフィス勤務時よりも早く仕事を切り上げるようになりました。時間にゆとりができると、精神的なストレスも軽減され、オンとオフの適度なバランスで療養に努めることができました。


2. 場所を選ばない
リモートワーク中は在宅療養に加え、数回の入院を経験。幸いなことに、仕事によって病状が悪化するような病気ではなかったため、主治医の許可を得て病室でも仕事をしていました。場所を選ばずに仕事ができることはリモートワークの大きなメリットですね。

わたしの場合、在宅作業は恐ろしく集中できました。
リモートワークにするとプライベートとの境目がなくなるので仕事に集中できないという人や、メリハリがつけられないという人もいるので、個々の適正や性格に応じてリモートワークを取り入れれば良いと思いますが、私にとってはまわりの話し声や来客応対を気にせずに業務に集中できる環境はありがたかったです。


3. 必要最低限のミーティング
リモートワーク期間中のミーティングは「ChatWork Live」などを活用したビデオ通話で行っていました。ミーティングはアジェンダや相談したいことをあらかじめチャットで共有しておき、その項目に沿ってディスカッションします。対面でのミーティングであれば、話が脱線してしまったり、別の案件相談などもついでにすることで、ミーティングが長引いてしまうことがありますが、リモートでのミーティングは、話し合うべきこと、ミーティングで決めなければいけないことに集中できるので、15-30分ほどのミーティングで済むことがほとんどでした。

役員や社員に取材が入ったときは、ビデオ通話で現場とつないでもらって同席していました。また、面会ができない代わりに、記者やライターの方々とビデオ通話を通して取材の相談をさせていただくこともありました。こちらの事情を説明したところ、みなさま快く遠隔での取材同席やライブミーティングに応じてくださり、大変感謝しています。


4. コスト削減
外出しない分、移動費やランチ代をカットすることができます。これは会社にとっても個人のお財布にとってもメリットのあることです。


後編ではリモートワークのデメリットを紹介します。


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