2018年4月3日火曜日

Chatworkがミレニアル世代マネジメントの最強ツールになりうるワケ

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Chatworkが毎月開催しているセミナーでは、毎年新入社員が入社してくると、「社会常識がない」、「企業文化に合わない」と頭を抱える管理職や先輩指導者をよく目にします。

大学院卒の新入社員も平成生まれが大半を占めるようになり、従来の枠組みや考え方にとらわれない、いわゆる「ミレニアル世代」と呼ばれる人々が組織の中核を担うようになりつつあります。しかしながら年長者たちとミレニアル世代の間には、各々の世代が共通して持つ常識に大きなギャップがあり、仕事を進める上で、ときにこのギャップがハレーションを起こしてしまうことが課題になっています。

Chatworkも組織の中心を成すのがミレニアル世代の社員です。そこで、ミレニアル世代の社員がいる組織のマネジメントの参考になればと思い、社内でミレニアル世代を部下に持つアラフォーのマネジメント層の人たちにヒアリングを実施。彼らが日々感じているミレニアル世代の特徴や、Chatworkを活用したマネジメント方法について聞いた話をまとめました。

ミレニアル世代とは


ミレニアル世代とは、一般的に1980年代から2000年代初頭までに生まれた人を指すことが多く、インターネットが普及した環境で育った最初の世代と言われています。2030年代半ばには、ミレニアル世代に属するすべての人が40歳を超え、社会の中核を形成することから、社会に新たな価値観や潮流をもたらす可能性があるとされています。

ミレニアル世代
アメリカで、2000年代の初頭に成年期を迎えた世代のことをいう。M世代、ミレニアルズMillennialsともよばれる(ミレニアルは「千年紀の」の意)。初めてのデジタルネイティブ世代であり、金融危機や格差の拡大、気候変動問題などが深刻化する厳しい社会情勢のなかで育ったことから、過去の世代とは異なる価値観や経済感覚、職業観などを有する。
*引用:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)


ミレニアル世代の特徴


1. 仕事の大義を重視する
ミレニアル世代は、自分が仕事をすることの意味や、その仕事をすることによって社会に及ぼす影響力など、仕事の大義を重視します。また、「自分らしさ」を大切にし、自己実現のためには転職に対しても抵抗感がありません。

ミレニアル世代は、労働の対価として給与をもらうだけでなく、自分がやっている仕事が何らかの意味があるのだと感じることが仕事をするモチベーションの源泉になるため、仕事内容にも目的を求めます。

2. ワークライフバランスやフレキシビリティ(柔軟性)を重視する
インターネットの普及に伴い、人々はさまざまなライフスタイルを選択することが可能となり、自分が理想とするライフスタイルを実現しやすくなりました。

現代はインターネットさえつながれば、時間や場所を問わず、パソコンやスマートフォン、スマートデバイスを使って仕事をすることができる時代です。従って、ミレニアル世代の中には毎日同じ場所(オフィス)、同じ時間に出社する必要性を感じない人もいます。自分の理想のライフスタイルを叶えるためには、新しいテクノロジーを取り入れることにも抵抗がありません。

3. コミュニティを大切にする
ミレニアル世代は、言い換えれば、常に「世界とつながっている」デジタルネイティブ世代です。年齢、国籍、性別問わず、同じ属性、同じ指向をもつ人同士でコミュニティを形成し、仲間とのつながりを大切にする傾向があるとされます。

コミュニティへの帰属意識が強い一方で、 インターネット上でさまざまな価値観に触れる機会が多いので、「人は人(他人軸)、自分は自分(自分軸)」と切り分けて、他者の多様な価値観や変化も許容する土壌があります。

4. フィードバックや共感を必要とする
ミレニアル世代では、SNSなどのオンラインコミュニケーションを通じ、他者との共感や共通の指向をベースしたコミュニティ形成が定着しています。他の世代と比較して、モノよりも経験、他者からのフィードバックや共感を重視する意識が強いとされています。

自分のアイデンティティにマッチしたものには、信頼を寄せるだけでなく、積極的に情報発信をしたり、(たとえそれが知らない人であっても)コミュニケーションをとりにいきます。

5. 指示者よりも支援者を必要とする
ミレニアル世代はフラットな人間関係を好み、年齢や立場に関係なく、率直に意見交換ができたり、サポートしあえる関係性を構築したりすることに重きを置きます。

ミレニアル世代の常識を否定することは、彼らの反発を生むだけです。仕事においては、彼らの常識を理解し、小まめなフィードバックとサポートで大切な戦力として育て上げるマネジメントが求められます。


ミレニアル世代のマネジメントにChatworkが効く!?


これらのミレニアル世代の特徴を把握して、マネジメントを円滑にするのがChatworkです。

デジタルネイティブのミレニアル世代は、インターネットで情報を収集するのが当たり前の時代で、速報性の高い情報に囲まれて生きてきました。従って、彼らは社内コミュニケーションにおいても速報性を求めています。

彼らに個人やチームとしてミッションを提示し、それを成し遂げた実績をスピーディに掲示、共有、評価することは有効なマネジメント方法の1つだと言えます。

ミレニアル世代にとってフィードバックや評価は成長の源泉です。プロジェクトの進捗や社内共有を迅速に返すためにも、1通を作成するのに時間と手間がかかるメールを使うのではなく、より手軽に、即座に送ることのできるChatworkを利用して小まめにコミュニケーションをとっていきましょう。

ワークライフバランスを重視するミレニアル世代にとっては、働き方の選択肢が増えることは会社の魅力に直結します。Chatworkを全社共通のコミュニケーションツールと定めれば、在宅やカフェなど好きな場所で仕事をすることが可能になるので、働き方の幅を広げられます。Chatworkは時間帯を決めて通知を切ることもできるので、プライベートの時間を邪魔されたくない人たちにとっては有効に働くでしょう。

また、職場で良好な人間関係を築きコミュニティを形成しやすくすることは帰属意識を高めます。Chatworkでは部活動など共通の趣味、嗜好をもつ者同士でコミュニティを形成し、コミュニティごとにChatworkでコミュニケーションをとることによって、会社とのエンゲージメントを深めています。

Chatworkは「チャット」というコミュニケーションの性質上、メールのような堅苦しさや距離感がなく、手軽にやりとりができるので、従来の上司部下の関係よりもフラットな組織文化を形成することが可能です。マネジメント層は、トップダウンの指示やプロジェクトの進捗管理よりも、本人の成長を促すようなサポートやアドバイスをするメンターという意識でミレニアル世代と関係を築いて行くのが良いでしょう。


まとめ

Chatworkの利用がミレニアル世代のマネジメントに有効な手段であることを本記事で説明してきましたが、チャットを使ったミレニアル世代のマネジメント方法は他の世代にとってもメリットをもたらすと考えています。

業務に取り組むことの意味や目的を持ち、柔軟な働き方を可能にすることは、結果的に生産性を高めて、より良いワークライフバランスを実現することにつながります。これはミレニアル世代のみならず、企業にとっても歓迎すべき環境と言えるのではないでしょうか。

Chatworkを利用することがミレニアル世代マネジメントの解決策のすべてではありませんが、マネジメント層が従来の枠組みにとらわれることなく、ミレニアル世代の柔軟な発想と活力を活かすことができれば、会社に新たな潮流と変革をもたらすかもしれません。
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